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「市長への手紙」の回答

先月、和歌山市のHP上にある、「市長への手紙」というところに
瓦礫の問題についてメールを送りました。
そして、その回答として、昨日、
和歌山市役所一般廃棄物課の副課長さんから、電話ありました。
話した内容については以下のような感じでした。


•市民の安全を第一に考えている、国 に明確な判断できる材料を求めている。
今の段階では、市として受け入れるとも入れないともわからない。
ただ、和歌山市が受け入れるといったとしても、瓦礫の移動などは周辺自治体の事もあるので
県が受け入れに前向きでなければ、難しいだろう。
県知事は、がれき受け入れに関しては懐疑的。
「和歌山県の他の自治体の受け入れの可能性は?」と聞くと、
「和歌山市以外で、焼却できる余力のある自治体はないと思う」

•国は陸上処分を前提としている、和歌山市の最終処分場となるフェニックスは、海面埋め立てなので
 水に溶け出すことも考えられる。
「和歌山市で、がれき受け入れのために焼却場や処分場をつくることはあるのですか?」と聞くと
「何十億何百億とお金がかかるし、新たに作るには10年はかかる」

•関西広域連合の基準もあるが、市議会で決議された「和歌山市と同等の~」という独自の基準で考える
 が、具体的には判断できる段階ではなく、今は説明会などを開いても、これ以上のことは言えない。
 もし安全性とか処分場の問題とか諸々解決され、前向きに検討することになれば
 当然、市民に対して説明会を設けるなどする。

•自治体にお金が入るからとか、そういったことで、受け入れることは絶対にない。
 和歌山も今後地震など起こる可能性が十分にあるし、そうなれば焼却場が動かなくなることもあるので
 お互い様。
「全体の2割だけを広域処理することの意味はどう考えますか?」と聞くと、
「そういったことはきちんと把握していない。環境省のHPとかには、これだけのがれきがあって~」
 ということは書かれているが、廃棄物から臭いなどが出て困ることも事実だろう。


☆昨日のところは、こんな感じでした。
でも、国も地方自治体も、様々な機関の動きも含めて、
事態は日々変化しているので、今後の動向にも目が離せません。



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