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LGBT講習会に参加して 

「私はバイセクシャルなの」と打ち明けてくれた友人。
「男性、女性に分かれたトイレにすら行くことができない」
「生きづらさのあまり自殺してしまう人も多いんだよ」と語ってくれたトランスジェンダーの人。
「性は白黒ではなくグラデーション」という考えを教えてくれたインターセックスの人。
20代の頃に経験した様々なセクシャルマイノリティーの人々との出会いは、それまでの私の価値観を大きく変えた。
知らないということが、一体どれだけの人を傷つけてきたか。
反省すると同時に、世の中の「常識」に疑問を持ち、「普通」の範囲の狭さに違和感を覚えた。

今日、ビッグ愛で行なわれた「LGBT・セクシャルマイノリティー講習会」に参加してきた。
・セクシャルマイノリティーの人は、全体の7.6%
 つまり、左利きの人や、AB型の人と同じくらいの割合でいる
・レインボーフラッグは、オズの魔法使いの「Over the Rainbow」に由来している
・LGBTの人を支援、理解する異性愛者のことを「ストレート・アライ」という
というようなことを知り、とても面白かった。
何より、当事者たちが明るい。
LGBTの人には、もともと魅力的で多才な人が多いと感じていたが、そこにアイデンティティーを確立しようとしている前向きな姿勢がプラスされ、なんだかとても居心地がよかった。

LGBTは昔より受け入れられつつある。
それは、ひとえに当事者とそれを理解する人々の努力の賜物だ。
しかし、世の中とりわけ日本の「常識」「普通」の範囲は、まだまだ狭い。
人と違っても、障碍があっても、「個性ある大切な人」として認められるくらいの懐の深さがこの社会にあってほしい。
いや、それは私たち自らが獲得していくものなのか。



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