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おととい、和歌山市湊にある青岸クリーンセンター&エネルギーセンターにいってきました。
子どもをじいじに預けていけたので、かなり楽しんできました。

でも、見学に行った目的は決して楽しいものではありません。
和歌山市で震災瓦礫が受け入れられれば、青岸の焼却炉で燃やす事になるので、その現場を一度見ておきたかったのです。

見学をして一番印象に残ったのは、バグフィルターの現物を見た事。
勝手に鉄のイメージをしていたのですが、フェルト生地でできた
太くて長い布、色の悪い鯉のぼり?布地の茶色いホース?みたいでした。
性能は、煤塵は理論上は99.9%はとれることになっている、放射性物質は測った事はないのでわからない、とのことでした。

もう一つ印象に残ったのは、使われている焼却炉は15年前できた神戸製鋼のものなのですが、
ダイオキ シン対策の為にも850度で燃やしている、とのことでした。
今後、放射性物質が燃やされることになれば、セシウムは641度で気化するらしいので、そいういった温度とかも考えないといけないのでは?と素人考えですが気になりました。

そのほか、住金 北防が、フェニックス行きのゴミの受け入れ基地に なっていること、
焼却炉からでたものは、ダンプカーに積んで北防まで運び、船でフェニックスに運ばれること、
フェニックスは平成33年でいっぱいになることを知りました。

職員さんにおかしな質問をして笑われたりしたけれど(・。・;)
色々知る事が出来たし、
実際に行ってみて、現場を見て知ることは、
一つの問題を考えたり、人に伝えるのにすごく大事だと思いました。

最近は、瓦礫や放射能のことで市や県にまで行って色々取り組んでいるけれど、
私はいったいどれだけのことを実体験しているのだろうと思うと、
自分の薄っぺらさを感じるというか・・・
市の職員も議員もたぶんよくわかってないし、こちらも勉強したての聞きかじりだし、
なんだか素人が素人相手に何か訴えたり、双方よく分からずにやり取りしているこの状況、
すごく変だ〜と思いました。

でも、何もしなかったら、もっともっとひどい状況になると思うので、
素人でも、もがき続けます(~_~;)


4月26日、「子どもたちの未来と被ばくを考える会」は、和歌山市長と県知事宛に要望書を提出しました。
市長に要望書提出時、市内で震災瓦礫を受け入れることになった場合の焼却場となる青岸エネルギーセンター・クリーンセンターを見学できないか、と申し出ました。
市民環境局環境事業部より返答あり、日程は以下の通り決まりました。

 日時 2012年5月10日(木) 午後1時00分~
 場所 青岸クリーンセンター(和歌山市湊1342-39)集合
 
※「子どもたちの未来と被ばくを考える会」に入会されていない方でも、見学会への参加はOK。
※参加希望の方は、5月7日(月)までに「子どもたちの未来と被ばくを考える会」事務局(073-451-5960松浦)まで。
※当日は、施設の見学だけでなく、見学後直接質問する時間を設けています。

興味ある方はぜひ参加してみて下さいね(^o^)丿
   





 

ある時は働く母親、
ある時はラジオのパーソナリティ、
ある時はシンガー、
ある時は……

いくつもの顔をもち、見た目も生き方もめちゃくちゃカッコイイ方からの
映画上映のお知らせです。

「どうしてこの映画上映をしようと?」
というあまぐりの質問に対し、
「この映画、見たかったから」
と彼女。
自分が見たい映画が近くでやってないから、和歌山で上映しちゃおう、
というとってもアクティブな発想の持ち主です。
そのうち、自ら映画を作っちゃうんじゃないかと思います(・。・;)

多くの人が参加できるようにと、朝昼晩の3回公演。
参加協力費も500円という赤字覚悟の設定になっています。

興味のある方、ぜひ観に行きましょう!!
エネルギーのこと、一緒に語らいましょう♡
 

*以下、転載内容*
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エネルギーシフトを今こそ!
「第4の革命-エネルギー・デモクラシー」全国一斉上映ウィーク(6/16-22:http://www.4revo.org/alljpn2 )に和歌山市から参加表明しました!

まずは、予告編およびダイジェスト版(13分)を視聴ください☆
http://www.4revo.org/yokoku ←公式HP

 おお!こりゃ全編観たいぞ!
  いろんな人に広めたいわ〜♪
   和歌山で再生可能エネルギーの取り組みをやりたい!
    
そんなふうに思われた方は、ぜひ仲間になっていっしょに上映会を盛り上げてください♪ 団体・個人は問いません。

盛り上げるためのメニューは・・・
●twitter、ブログ、フェイスブックなどで広報する
●上映会に誘う(親戚縁者、ご近所さん、参加している市民団体、職場、通りすがりの人などなど…)
●さまざまなイベントでアピールする
●知り合いのお店にチラシの設置をお願いする
●チラシの印刷(公式のチラシは高いので、NPOサポートセンター等でコピーする)
●期間限定の広報ブログを作成する
●協賛金を募る
 ※この上映会への協賛金を募っています。
 1口 5,000円パンフレット1部+映画鑑賞券5枚進呈(4/22現在5口:目標12口)。「5,000円はちょっと厳しいな。」そんな方は、5人で、1000円ずつ出し合うという手もあり!

など、なんでも結構です!あなたもぜひ仲間になって盛り上げてください☆
よろしくお願いしますm(_ _)m

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 日 程:6月16日(土)
     1回目 10:30~12:00
     2回目 14:30~16:00
     3回目 18:30~20:00

 会 場:男女共生推進センター6Fホール
     (和歌山市小人町29 432-4704)

 参加協力券:500円

 主 催:エネルギー・デモクラシーをめざす仲間たち

 連絡先:070-5587-3340
     kabuling@gmail.com(にしで)
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今日は、関東から避難しているお母さんたちが、和歌山の地元のお母さんたち向けに
放射能について説明する、という集まりがありました。
どんな食べ物や調味料を選んだらいいか、オムツや生理用品にも気を配った方がいい、
という話になりました。
とくに専門家がいるわけではありませんが、
普通のお母さんが、お母さん同士で知っている情報を広めあう、
とっても素敵な勉強会でした。

でんでん虫つうしんも、ちょっとずつ、みんなが考えるきっかけになればと思います。

でんでん虫No4表でんでん虫No4裏

以下に、放射能から命を守りたい集いin和歌山のブログに掲載された内容の一部を転記します。

「放射性物質汚染対処特措法施行規則の一部を改正する省令」変更が施行される    
2012-04-16(Mon)

国・自治体等の対応
4月9日締め切りでパブリックコメントを募っていた「放射性物質汚染対処特措法施行規則の一部を改正する省令」の変更が13日施行されました。

警戒区域内の8000ベクレル/kg未満の産廃については
国・東電の管理責任ではなくなりました。
8,000Bq/kg以下の廃棄物は既存の焼却施設で安全に「焼却」処理する事ができるようになりました。
環境省 報道発表資料

集まったパブコメ5273通
<主な意見> ・持ち出し処理 反対2041件 ・東電又は国が処分すべき1041件
パブリックコメント結果概要



私が気になるのは、やはり放射性物質の健康への影響。

パブコメの一つを紹介します。
「産業廃棄物処理業者は、放射能に関する知見がないため、周辺環境や作業者の健康への影響のという点で、安全に処理・処分できるか疑問。国や東京電力が専門知識を持って処理等に当たるべき。」
(政府の回答)
◯避難指示解除前の警戒区域・計画的避難区域では、事業所付近が一定の空間線量以下であること等を条件として、市町村等
が基準に適合していると認める場合に事業活動を再開することができるとされています。
◯今回の施行規則改正により、事業者が事業系一般廃棄物又は産業廃棄物として自ら処理を行うこととなる廃棄物は、上記のような手続を経て、
十分に線量の低い区域で行われる事業活動に伴い生ずる廃棄物(製造工場で生ずる原材料の切削くずや事業所で生ずる紙くず等)が主に想定されます。
◯このような廃棄物は、特別な処理方法をとることなく、住民・作業者のいずれにとっても安全に処理することができるものです。
◯なお、仮に、事故由来放射性物質の放射能濃度が8,000ベクレル/kgを超える廃棄物がある場合には、指定廃棄物として国が処理を行います。                     以上


空間線量がいくら低くても、福島県内の元の警戒区域・計画的避難区域には、
大量の放射性物質が降り注いでいるだろうし、
多くの国民が知らない間にこのような改正を行うことに私は疑問を感じます。
この非常事態においてでさえ「事業活動は平等であるべきだ」としている政府の意図が理解できません。

震災がれきの問題とも共通しますが、
内部被ばくの影響を警告している専門家らの意見などは聴かず、
8,000ベクレル/㎏以下の廃棄物は安全だと断言する政府。
事業者、労働者、産廃を扱う作業員、住民、そして子どもたち、
これらの人の健康のことを真剣に考えているのか?憤りを感じます。

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