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コープ自然派、食品の放射能測定、そして和歌山市の現状

今日は、コープ自然派和歌山の設立認可記念イベント、
市内にある人気カフェ「ti.po」のオーナーとスタッフさんを講師に迎えての料理教室でした。
玄米ご飯、豚の角煮、胡麻豆腐、玉葱ドレッシングの作り方を教えていただきました。
オーナーさんは、良い食材、良い調味料を選ぶ大切さと同時に、
「例えば玄米は放射能の影響を心配する声もありますが、一方でデドックス効果があります。
気持ちが沈んでいてはおいしい料理を食べてもも味がしません。
一人ひとりが(納得いくよう)判断し、後は必要以上に心配しないで、
楽しく、美味しくいただくのが良いと思います。」
とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

ちなみにコープ自然派は、全商品サーベイメーターで検査(これは気休め、といっていました)、
1日20品ベクレルモニターで10bq/㎏までを測っているとのことです。
もう少し検出限界値を下げて測ってもらえないか、と質問したところ
10bqなら、1検体15分で測れるが、
下げようと思えば何時間〜何十時間もかかり、どんどん来る商品を測る事ができなくなる、
とのことでした。
1才の娘の母親としては、パンやご飯、青果などだけでも1bq以下で測って欲しいと願いつつ、測定器も高価だし、時間もかかるようでなかなか現実には難しい、
まあ、正直にやってくれているから、あとは自分たちの判断だなあ、
と思いながら帰ってきました。

そして家について調べものをしていたら以下のようなホームページが!
和歌山市「放射能に関する安心・安全情報」に、
「和歌山市内に流通する食品中の放射性物質の検査結果について」
和歌山市ホームヘージ

何を測ったのか、食品名も、検出限界値も書いてません。
これを見て安心する人はいるのだろうか、
それとも、多くの人は「不検出だから放射能は入ってない。よかった」と思うのだろうか、
和歌山県(注1)が高い検査器2台を購入している、とは以前に聞いていましたが、
今回初めて出てきたものがあまりにあまりにお粗末な測定結果で、
めちゃくちゃビックリしています。

(注1)記載誤り 和歌山市→和歌山県に変更(2012.6.3)



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